オランダ人の英語力の高さはみなさんご存知のとおりです。
駅など人が集まる場所の人は言わずもがな、
スーパーのおばさんも、洗濯機修理のおじさんも、
こちらがオランダ語できないと分かればだいたいは英語に切り替えて意思疎通してくれます。
そして、結構何人ものオランダ人が言ってましたが、
オランダ人は英語を話すのが好きなんだそうな。
なので、
英語だけでも暮らせるか?
といえば、暮らせます。
(実際、3年も暮らしちゃったし・・)
が、こんなに英語のできる彼らでも、間違いはある!
という例をとりあえず二つほど。
★MsとMrsを逆だと思ってる。
すごく不思議なのですが、オランダで見かける英語はMsとMrsを逆にしてることが多いです。
Msは既婚未婚に関わらず使うので、「逆」というのも厳密には変なのですが、
Mrsは未婚女性に使うんだとみーんな思ってるらしい。
銀行やらから来る手紙がいつもMrsで来るので、
それを冗談のようにオランダ人に話したら
「え?それで合ってるでしょ?Mrsが未婚女性だよ?」
といわれ、どんなに違うと主張しても聞き入れてもらえませんでした。
★learnをteachの意味で使ってる。
英語で、「学ぶ」はlearn、「教える」はteach。
一方のオランダ語では、「教える」は「leren」なんですね。
で、英語のlearnとオランダ語のlerenが似てるので、
教えるという意味でlearnを使う人が結構います。
「日本語ちょっと教えてよ」というのを
”You should learn me some Japanese.”
なんぞと普通に言ってきます。
中学校の英語の教科書か問題集に出てきそうな間違いですよね。
で、こういう間違いを、
「あなたはアメリカ人ですか?」
と思っちゃうくらい流ちょうな英語にごく自然に織り交ぜてくるので ←間違え方が高度すぎる
一瞬よく意味が分からず戸惑ったりすると、
「やっぱり日本人は英語が下手だなぁ」
的な空気が流れて、おばさんはこっそり悔しい思いをしたりするのです。
まぁそうは言っても、これだけ誰でも彼でもある程度(相当程度)英語が話せるというのは、
やっぱりすごいなぁ、と思うのでした。
(んー、でも、永住どうのこうの以前に、3年もいるんだからやっぱりオランダ語学ぶってもんですよね。。)
ルクルーゼが可愛かったショップのウィンドウ。
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