こんにちは。
ポストに市役所からお知らせが入っていました。
「残念なことに、お住まいの地域で空き巣の数が増えています。
空き巣を防ぐためのキットをお渡しするために本日担当者がうかがいましたがご不在でした。
○日~○日の間、市役所でキットを受け取ることができます。」
ということでした。
アムステルダムは、空き巣やスリなどの数がオランダで一番多いです。そりゃそうですね。
ですが、これまで生活してきて自分が実際の被害に遭ったことがないのであまりその実感もありませんでした。
けど、市役所からこうやって正式なお知らせが来ると、「そうか、ここはやっぱりアムステルダムなんだな」と思わされますね。
私は今までアムステルダムの中でも異なる複数のエリアに住みましたが、今住んでいるエリアは今まで生活した中で恐らく一番安心感が高いエリアです(個人的な感覚ですが)。
そんなエリアでもやっぱり空き巣はあるんですね。市役所に防犯キットもらいに行っておこうかな。
しかし、このお知らせがポストに投函された時、私は出かけておらず家にいたはずなんですね。なのに訪問者は誰もいなかったんですね。
ということは、このお知らせはたぶん、家のブザーも押さずにがさっと投函されたんだと思うんですね。
ということは、市役所の人がキットを持って来たのではなくて、お知らせの投函作業だけ外注して「あとはキットが欲しい人が市役所に来たらあげますよ」というとても怠惰なことをしてるんだと思うんですね。
本当に空き巣対策する気はあるのか?と思っちゃうんですよね。
やっぱりオランダですねぇ。
ただし、愛するアムステルダムのために追記しておくと。
例えばマリファナがOKとか飾り窓地区のイメージが先行した「アムステルダムは怖い街だ!」という論調もよく見ますが、普通に観光したり生活する分には世界のその他の大都市と治安は変わらない、と私は感じています。
マリファナNGの国にマリファナがないわけではないし、飾り窓は夜に女性だけで歩いたこともあります(アムステルダム在住の女性の方、歩いてますよね?まぁ、一種独特の雰囲気はありますけど)。
もちろん、携帯電話を(しっかり蓋のできるバッグではなく)ポケットに入れて歩くとか、バッグを道路側に持って歩くとか(通りすがりにひったくられる危険あり)、後ろの人に簡単に開けられちゃうようなバックパックでうろうろするとかは避けるべきですが、それはアムステルダムに限ったことではないですよね。
海外移住を考えるときその土地の治安は気になるところだと思うので、たまたま市役所からお知らせの入っていた今日こういう記事にしてみましたが、これで「そうか、やっぱりアムステルダムは治安が悪いのか、じゃ止めとこう」と結論されるのは切ないなぁと思ったので、アムステルダム擁護の追記もしておきました。。
冬も素敵なアムステルダムです。
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