海外移住(オランダ移住)と成功・幸せの関係について考えた

今朝は快晴!のアムステルダムです。

今日はちょっと真面目なことを書いてみます。

先日、台湾人の友人と話しておりました。

彼女は、オランダ人の旦那さんと結婚してアムステルダム近郊の町に住んでいます。
結婚後、とりあえずアムステルダムで就職もできて、生活としては安定していてOK!らしいのですが。

台湾で勤めていた職場は学びも多くキャリアとしても申し分なかったのを結婚を機にを辞め、
現在働いている会社(台湾の会社のオランダ法人)ではこれ以上のキャリアアップも見込めない。

一方、たまたま大学か何かの同期の友人(男性)と話していたら、
彼は着々とキャリアを積み重ね、現在は台湾から出てアメリカだったかどこかで修士を取り、
そのままアメリカの企業で採用が決まって家族を連れて移住。

以前は自分も彼と同じようにエリートコースだったはずなのに、
現在は自分は大して面白くもない、将来もない仕事でなんとなく不満をためている一方、
この友人は順風満帆に階段を昇って行っている。

あぁこの敗北感。惨めさ。

でもね、と彼女は続けました。

「私は社会的なステータスが重視される台湾出身だから、
この友人と自分のキャリアを比較して惨めで不幸を感じるけど、

例えばオランダだと、
どれだけ長く休暇があるか、どれだけ楽し気に運河や公園で過ごす時間が持てるか、ということで
結局無意識に競い合って自分の幸せを定義してて、
これってやってることは台湾もオランダも一緒なんだよね。

自分以外のもの(他人や社会)が決めた「これが成功・幸せの形」に縛られて、自分が本当に何を求めてるのかは誰も考えてないの

ほんと、そうだよね!

オランダ人が週4日勤務で、ほとんど残業もせず、
明るい時間にワインを飲みながら運河でボート遊びをしているのを見て、
さすがオランダ人は人生の楽しみ方を知っている!と思うけれど、

もちろん本当に楽しんでそう過ごしているオランダ人もたくさんいるのだろうけれど、
一方で、そうできなければ自分は幸せではないという強迫観念もなんとなく見えてくるわけです。

彼女が続けて言ったのは、

「自分が求めているものを自分で分かってないと
自分以外の何かが作った基準で自分の幸せを測ることになって、
台湾人だろうとオランダ人だろうと不幸なんだよね」

うんうん、大いに同意するよ。

どこの国に移住して、どんなスタイルで生活するにせよ、
自分の中に幸せの基準がないと結局本当には幸せじゃないんだよね。

私も、会社を辞めてからアメリカやらトルコやらに行って今度はオランダに来て、
その時々で自分が求めているものを追求しているつもりでいたのです。

でも、
結局私はエリートコースの階段を踏み外した人生の落伍者
という死にそうなコンプレックスがあったのですよね。
(まぁ、私はエリート!って鼻息荒く思い込もうとしてたというあたり、本心ではそうでないことを分かってたわけなのですが)

で、それに気づきたくないから、ますます目の前のこと(踊りとかね)にのめり込んで、コンプレックスを見ないようにしてました。

それはそれで私に自信を与えてはくれたけれど、コンプレックスがなくなったわけではないのでやっぱりどこか違和感がありました。

ただ、ちょっと前にとある人とお話しする機会があり。
「あぁ、私はそもそもエリートコースの人生なんて最初から微塵も求めてなかったんだ」
とやっと気づくことができたのです。

笑っちゃうような気付きでした。
なんだ、そんなことだったのか。
だから、どんなに頑張っても私には私が憧れるエリートにはなれなかったんだ。って。

その後、
じゃ、そもそも求めてなかったのにどうしてそれを自分に強制して要らん苦労をしてたのか?
と、気づきはさらに深まるのですが、まぁそれは今回の話題ではないので割愛するにせよ、

今回の台湾の彼女の言は、
自分が本当に求めていることを知り、それを自分に与えることほど自分を幸せにすることってないんだな
(でもそれってなかなか自覚できないから難しいんだよね)
というあの時の自分の気付きを再確認させてくれるとても貴重なものでした。

今も考えるんですけどね。
私はまだ何かから逃れるためにオランダに移住したんじゃないのか?
って。

一つはすでに自覚あるのですが、もうこれは一生ものの課題なので気長に考えることにして、
それでなくても私の場合は考え始めると無限ループにはまることも多いので ←頭悪い
とりあえず今日も大好きなアムステルダムを眺めながら、ほっこり幸せ時間を自分に与えようと思います。

わー、長くなっちゃった!

ここまで飽きずに辿り着いた方、最後まで読んでくださってありがとうございます :)

近所のカフェの窓にフラミンゴ。
チェーンだけどなかなか美味しくて居心地も良いので好きなのです。


5件のコメント

  • S&N

    オランダ移住を計画して、今下見でオランダにいます。
    ビザ情報をと思い最初から拝見していましたが、辿り着くまでの道や表現が楽しく、つい魅入ってしまいましたが、ここ日記は感じさせられました。

    もし移住できたらお茶関係と旅行ドライバーを計画しています。どこかでお会いできるのを楽しみにしています。

    • Akiko

      S&Nさま
      素敵なコメントありがとうございます!
      お茶関係と旅行ドライバー、素敵なアイデアですね、移住の準備や移住が着々と進みますようお祈りしております。
      私もどこかでお会いできるのを楽しみにしておりますね!

  • 考えさせられる記事をどうもありがとうございます。確かに気づかずに「型」にはまった自分のある姿を達成するために時間を費やしていることに気づくことがあります。私の場合突き詰めてみるとその「あるべき姿」も自分が思っている以上に漠然としたものであることが多いのですが、、、私は自分が「正しい」と信じている活動のために現在ギリシャアテネに来て5年目になります。活動自体に対する信念は変わっていないのですが、今いる場所に対しては時々?となります。もし機会があれば心機一転を目指して、オランダに拠点を目指すことも考えているので、ブログこれからも拝見させていただきます!

    • Akiko

      daisan様
      コメントありがとうございます。返信が遅くなりごめんなさい。
      今アテネに5年目なのですね、自分の信じる活動に真摯に従事していらっしゃる様子がうかがえます。活動も住む場所も、きっとこれからも納得して選んで行かれるのだろうなと思っています。
      オランダに拠点を移されたら、どこかですれ違うかもしれませんね!楽しみにしておりますね! 🙂

  • LiveInAms

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    鍵コメ様
    素敵なコメントをどうもありがとうございます!
    鍵付きのコメントでしたのであまり込み入ったご返信はむしろしない方が良いかな?と思ったのですが、
    同じようにアムステルダムが大好きな方からのコメントをいただき、とても嬉しくなりました。
    今回の旅も素敵なものになりますように。
    またこちらのブログも覗いてやってくださいませ♪

コメントを残す




This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.