オランダ移住とビザ:ビザ取得前に出国・再入国するとどうなるか

ちなみに、オランダ出国の際、パスポートコントロールではちょっとドキドキしました。

というのも、チェックのお兄さん、今回はやけに真面目な顔をした人で、
私のパスポート(に貼ってある「この人はビザの申請中ですよ」のシール)を見て、
「まだビザおりてないの?なのに出国するの?早まったね
とかのたまったからです。

「こんなに時間かかるはずじゃなかったんです、だいたい、普通ならもうおりてるタイミングのはずだったから
旅行を計画したんですから」
と、強気に説明しましたが、

戻ってきた時に、似たような人に当たっちゃったらどうしよう・・・と、結構不安になりました。

実際戻ってきた時のパスポートコントロールの人は、やっぱり真面目な顔したお姉さんでしたが、
今度はパスポートをちらっと見て、何も言わずにスタンプ押してくれました。

平静を装ってそのまま通り過ぎましたが、
荷物を受け取り、9月に最初に来た時に電話を借りたり電車の時間を聞いたりしたインフォメーションデスクが
見えたとき、
「あぁ、再入国できたんだわーーー!!!」
と実感して涙が出そうになりました(出してませんけどね)。

なんというか、これだけのことでもいろいろ感動したり涙が出そうになったりできるなんて、
私はほんとうに単純にできた生き物です。

アムステルダムは、まだ日本よりずいぶん涼しく雨続きですが、
柔らかな緑がずいぶん増えて、本当にきれいです。


オランダ移住とビザの手続き:ビザがおりる前の一時帰国はお勧めしませんが・・

弁護士が入ってくれたらビザはすぐおりるものと高を括っていたため、
実は一時帰国のチケットは、ずいぶん前に買っちゃってました。

これまで、いろんなところで、
「ビザがない時(ビザの申請書を提出しただけの状態の時)に国外に出ると、
帰ってきたときの入国はかなり危うい」
というのを聞いていたので、

今になってもまだビザのない状況から、このところずーっと、
「どうするべ、チケットはもはやどぶに捨てるか、でも私にしては大枚だったし・・・」
と考えていたのです。

でも、先日弁護士さんと話した時、
「入国はだいじょうぶ。あなたの状況で危ないのはお金を稼ぐことだけ。
そして、ビザも、時間はかかってるけど、99.9%、ほぼ確実におりるから。」
とお墨付きをもらったので、ええい、行っちゃえ!ということに決めました。

(まだ、心のどこかで、あんたたち、ほんとに本気でそれ言ってる?面倒だから適当に言ってない?とは思ってますが)

というわけで、来週金曜日から約3週間ほど、日本に行ってきます~
帰国中は、滋賀県でインストラクターをされている踊り友達が招待してくれて、
レストランでベリーダンス踊らせていただきます。お近くにいらっしゃる方、どうぞお越しください。

(と言っておいて、恥ずかしいから詳細は載せないあたりかなり矛盾)

ちなみに、仕方ないから、最初の請求書については払いました。
もー、すっからかん!


オランダ移住とビザの手続き:弁護士さんと再度お話し

ようやく、ブログの内容が現実の時間にほぼ追い付きました。

先週、また例の弁護士事務所に電話しました。

風邪以来、もうあののんびり弁護士さんは私の担当から外れたようで、
今対応してくれているのは、のんびりさんと一緒に、最初の面談に出てくれたもう一方の人。

なんでここまで時間がかかっているのか、ということと、
ビザもおりてないのに、当初の見積もりの1.6倍の請求書は、ないんじゃない?ということを
話しました。

まぁ、実際、時間については、彼らにもどうしようもないことではあります。

現在、オランダの法制度は大きな改編の作業中だそうで、
いろんなことがまるでとっちらかっていて、簡単な処理も普段の何倍もの時間がかかっているのだそうです。
(これは、アムステルダム大学で法律やってる日本人の友達も言っていたので、間違いないです)
↑やっぱり日本人は無条件に信用する

このため、普通なら(特に弁護士が入れば)かなり短縮できるはずのビザ申請のプロセスも、
彼らにも信じられないほど時間がかかっている模様、とのこと。

請求については、
結局彼らが約束しているのは、時間を短縮するという「結果」ではなく、
短縮の手伝いをする、ということだけなので、結果短縮できなくても、
作業に使った時間分の請求は当然発生してしまう、とのこと。

ま、ね。そうですよね。

せめて、最初の見積もりで、そのとっ散らかった状況についても教えてくれてたら、
おねーちゃんは、とってもありがたかったけどね。

ちなみに、このもう一人の弁護士さんの時間単価は、最初ののんびりさんよりさらに高いんですよ。
ビザおりるころには、破産してたりして。
じょーだんじゃない・・


オランダ移住とビザ手続き:ビザおりる前に弁護士さんから請求書が届く

のんびり弁護士さんと、力の抜けるやり取りがあった後、
何度かメールのやり取りをしましたが、

そのたびに、
「残念だね、まだ何の進展もないみたいだよ。
また確認入れて、アップデートするからね」
と誠に心強いフィードバックがあるばかり。

ただ確認入れるなら私にもできるので、弁護士だからこそ、移民局をプッシュしてほしいのだが。

とは思っても、お人好し日本人にそんなことは言えません。

仕方ないので、同じようなやり取りを何度か重ねたのですが、
そうしたある日、請求書が届きました。

最初のミーティングで、
「どんなに多くてもこのくらいの額にしかならないよ」
と言われていた額の、1.6倍に当たる額でした。

しかもまだビザは当然のようにおりてません。
・・・お人好しをなめるな。

とは言いませんでしたが、今回は、オランダ人の友達に頼んで、
オンランダ語で、オランダ人だったら言えちゃうようなダイレクトな会話をしてもらうべく
電話しました。

そしたら、私の担当ののんびり弁護士さん、風邪でオフィスに来ていないらしい。

仕方ないので、セクレタリーの人に伝えたいことを伝え、今後の連絡を待つことにしました。
あの弁護士事務所もそろそろ爆破の危機です。


オランダ移住からのビザ手続き:新しい弁護士さんもイマイチ・・

新たに話した弁護士さんたちは、
最初の弁護士さんより随分信頼できそうな雰囲気でした。

雰囲気、とか、かなり直観的な表現ですが、とにかくそう思ったんです。

彼らと最初に話したのは、先日の投稿でも書いた通り、クリスマス直前。
直前とはいっても、1週間も前だったんですけどね。

でも、彼らにとっては1週間前からクリスマス休暇は始まったようなもの。
当然何もしてくれませんでした。

私も、期待しませんでした。
「移民局に追加資料提出したよ」
と連絡があったのが、1月8日(だったかな?)でした。

ビザ待ってる時って、この2週間すら本当に惜しいですよね。
まぁ、仕方ないのですが。

友達は、弁護士の仲介が始まったら3週間でビザがおりたと言っていたので、
私も、せいぜい1ヶ月もすればおりるかな~と思っていたのですが。

2月8日を迎えても、何の音沙汰もなし。

んー。なにか、とても大きな不安を感じる。

とりあえずメールすると、
「メールありがとう。移民局に確認してみるね。
ビザの手続きは通常3カ月から6カ月くらいかかるから、
あなたもちょっとだけ我慢して待っててね。
ところで、あなたが提出したの、いつだっけ?

・・ぉおいっ、にーちゃん、
3ヵ月から6カ月かかるところを短縮するためにあなた方を雇ったんです、
この1カ月、何の確認もしてなかったんですか、しかも、
「いつだっけ?」なんて基本情報、最初のミーティングで話しただろぉ?!
(「えらい人」のときと同じ流れでまとめてみました)

私の担当の弁護士の人は、もう一人最初にカウンセリングで話をしてくれた人と比べると
どうにものんびりした感じがあったので、ちょっと怪しいなあとは思ってましたが、
あぁ、やはりこうきたか。

まーたく。本当に根気のいる作業です。


オランダ個人事業主ビザ手続き:新たな弁護士とお話しする

とりあえずビザ申請書類の提出だけはできて、ほっとしていたところ、
またまた友達からの縁で、別の弁護士の人を紹介してもらいました。

申請書類を提出した時、
「いずれ移民局から何らかのお知らせがあります。
この書類が足りてません、だから追加で提出しに来てね、
という内容だから、それが届くまで待っててね」
と言われていたので、そっか、じゃ、待ってよう、と思っていたのですが、

この弁護士の人は、最初の30分のカウンセリングは無料でやってくれるというので、
それならとりあえずその30分の話だけでもしてみよう、と、オフィスを訪ねました。

どんな申請書類を提出したか、ざっと説明すると、
「移民局もだめだよね、本来法的にはこんな書類必要ないんだよ、
なのに職員の誰も知らなくて、結果申請する人が無駄な書類を集めたり、
そのための無駄な出費をするんだよ」

んまぁ、そうだったのね・・・
あの、私にしてはびっくりするような高いお金払った税理士も、
別に雇う必要はなかったらしいです。

しかし、外部で弁護士がそんなこと言っても、申請書を受け付けるのは
その何も知らない職員なわけで、ならば職員が言うとおりにしておいた方が無難なのかしら。

まったく、何が正しいのか分かりません。

ちなみに、彼ら曰く、
「移民局から追加書類の要請が来るまで待って
それからまた提出して、とやっていたら埒が明かないので、
自分のような弁護士を使うとちょっと早められるよ。
特に、あなたは既に書類提出済みで、残りのほんの少しの書類を追加するだけなので、
我々を雇う費用もそれほどかからないし」

ということで、想定できる予算も聞き、
それなら、とお願いすることにしました。

申請書類を提出してから約3週間後、ちょうどクリスマス直前のことでした。


オランダ移住と個人事業主ビザ手続き:ようやく申請書類を提出

ようやく、提出にこぎつけました。

移民局に向かう道すがら、
「この1時間後は、とりあえずひと段落してほっとしてるのか、
エクスペディアで日本行きの航空券探してるか、
どっちだろう・・・」
と考えていました。

ブースに呼ばれると、対応してくれたのはまた別なお兄さん。
「はいどうも。
じゃ、一緒に不備がないか確認しましょうね」

で、確認し始めました。

そして、一通り目を通し、一部返してくれるのです。
「これはね、要らないよ」

返してくれたのは、通常の(日蘭修好通商条約に基づかない)個人事業主ビザに関連するところ。

あれっ、と思い、
「あの、でも、最初に移民局の職員の人が、
『通常のステータスと、修好通商条約に基づくステータスの両方に申請するといいよ』
というのでそのように書類集めたんですけど・・」
と聞くと、

「え?誰それ言ったの?ほんとに?どんな人だった?太った人?背の高い人?」
んー、中肉中背だった…と、全然参考にならない特徴を伝えると、
一応奥に引っ込んで確認してきてくれました。

「やっぱり、そんなことはないみたい。
日本人だったら、普通は修好通商条約に基づくステータスで申請するよ。
その方が簡単だからね」

なんだ、最初のお兄さんからして素人だったのか…

ちなみに、お姉さんにアドバイスされて一筆したためた手紙はというと、
「手紙?そんなの要らないよ、
ビザの申請書を審査する人は、日本人が条約に基づいて申請してくるときは、
申請段階では全ての書類が揃えられないことを分かってるからね」

・・あぁ。私の貴重な涙と労力を、どうか返して。

まぁ少なくとも、受け付けてくれたお兄さんが素人でなかったのは
大きな幸運だったと思うべきでしょう。

その後、手数料を払い、
パスポートに「この人のビザが現在審査中です」のシールを貼ってもらい、
ものの30分で手続きが終わりました。

とりあえず、このタイミングでの出国(退去)は免れたのでありました・・・
ビザ申請だけでこんなに引っ張っちゃった。

ちなみに、手数料は私が申請する直前に改定されたようで、
数年前に友達が申請した時より200ユーロほど高くなりました。

でも、移民局からアポの確認書類が送られてくるのですが、そこに書いてあった金額が、
移民局のウェブサイトに書かれている額よりさらに300ユーロくらい高く書いてあったのです。

びっくりして、すぐに電話して確認したら、電話口の職員の人も「その書類の金額が正しい」と。

ところが、申請書を提出するときに改めて確認したら、やっぱりそれは間違いで、
結局自分で移民局のサイトで確認した額で合ってました。

もうね、最初から最後まで、誰一人として正しいことを言ってくれないんですよね。
おおらかですなあ。

さて、ようやく提出できた申請書ですが、まだ、ビザおりてません。
でもまだネタはあるので(毎日がネタみたいなもん)、
ブログを書いているうちに、そろそろおりてくれるといいなあと願っています。


オランダ移住と個人事業主ビザ手続き:再び移民局に行く

商工会議所でもやはりだめ、で、
振り出しに戻って移民局に再度行ってみました。

最初に質問しに行ったときに、「じゃ、税務署に行ってみて」とアドバイスくれたのと同じお姉さんにあたり、
「おお、あの時はどうも。
いやね、かくかくしかじかで、どうしても必要書類が揃えられないんですよ。
どうしたらよいでしょうね」
と聞いてみました。

同情してお姉さん曰く、
「ほんとにみんなダメなのよね、
お互い矛盾してるって分かってるのに、誰も改善しようとしないんだから。
そしたらね、書類提出するときに、
『かくかくしかじかで書類が揃えられませんでした。
一部情報が足りないままですが、提出します。
だって、移民局に受理さえされれば、後日不足分の書類を揃えて追加で提出できるので。
(ですからどうか受理してください)』
って、一筆付け加えてみて。

でないと、書類提出の時に、こういうこともあり得るということを知らない職員に当たっちゃったら、
受理してもらえないかもしれないから

ええと、なんか、さらっと言われたけど、結構恐ろしいことを聞いたような。

こういうケースを知らない職員なんて、そもそもいてほしくないし(知らなかったらただの素人じゃないですか)、
受理してもらえなかったら、本当にいったん出国じゃありませんか。

とはいえ、どう考えても、もはやできることはそれくらいしかない。

書類を一つ追加でしたため、用意できた最大限の情報をまとめました。

移民局に申請書を提出するためにはやはりアポが必要です。
アポを取りつけ、提出することになったのは、

実に入国から87日目のことでありました。

なんか、申請書類提出がクライマックスみたいになってきました。
そんなつもりじゃなかったのに…


オランダ移住と個人事業主ビザ手続き:再び商工会議所に行く・・撃沈。。

商工会議所で、次善の策を聞き、早速書類準備に取り掛かりました。

■an authenticated copy of a valid proof of identity
これは、戸籍抄本で対応することにしました。

アポスティーユ付きの戸籍抄本は、市役所での住民登録でも必要だったので
ちょうど良いかと思ったのです。

実家の母に、アポスティーユの手続きまでやってもらおうかと思ったのですが、
そんな難しいことは恐らく彼女には無理なので、行政書士を見つけてお願いしました。

この「何とか士」って、本当にお金かかるんですよね!
ビジネスプランも、最終的には会計士か税理士のサインオフが必要だったので雇ったし(これはアムステルダムで)、
このアポスティーユ付きの戸籍抄本もかなりの出費だったし、
ビザって本当にお金がかかります。

■an authenticated copy of a bank statement of a private account
これは、日本の口座に4500ユーロ分入れて、英語で残高証明を作ってもらいました。
4500ユーロというのが、個人事業主として自分の会社に投資すべき最低額なのです。

■今の住所をビジネスアドレスとして使っていいよという大家さんの合意書
これは、フラットメイトに一筆書いてもらって終了。

そして、最後の望みをかけて再び商工会議所へ。
前回対応してくれたお兄さんとはまた別のお兄さんに、同じように最初から事情を話しました。

お兄さん、
「うーん、戸籍抄本なんだよねえ・・・、これじゃ、だめなんだよね・・・」

ななな、なんでええええ???

「authenticated copy of a valid proof of identityとして
商工会議所で必要なのは、連絡の付く住所の証明なの。
アムステルダムで住民登録できないなら、
日本で住民登録してある住民票の写しじゃないと、だめなんだよ」

私はトルコのさらに前のアメリカに行くときに既に住民票は抜いてしまっています。
(いわば、インターナショナルなホームレス。)

なので、どう頑張っても住民票の写しは入手できない。。

お兄さん、念のため他の職員の人にも確認してくれましたが、
やはりだめ、とのこと。

お兄さんに非はないので、
どうもありがとう、と笑顔で去ったものの、

さぁ、どうしよう。

とりあえず、また移民局に行って、どうすればええの?!と聞いてみることにしました。
机が届きました。
IKEAの真っ赤な机、ちょっと気分があがります。


オランダ個人事業主ビザ:こんなに手続きに時間がかかるとは

このブログを始めた時は、
ビザ申請手続きの話を書いている間にビザも下りて、

そしたらブログは、申請手続きの話から、
無計画に移住してきたしゃちょーの話に変わっていけばよいかなー
くらいに思っていたのですが、

まだ、ビザおりてません。

思ったより時間がかかっていて、結構心配しています。

おりない、ということもあるんだろうなと思っています。

おりなかったらどうしよう、というのは、
考えていると本当におりないということが現実になってしまいそうで考えたくないので、
とりあえず今は、ビザが下りることを前提にいろんなことを考えています。

少し前まで、
こんなに大好きなアムステルダムに来たのに、ビザがおりなかったら
もう行く場所がない、そんなの絶対いやー

と思っていたのですが、最近ようやく

おりなければそれまで。このタイミングでは縁がなかったんでしょう
他の場所に行ってまた戻ってきてもいいし、諦めてもいいし、
何であれ、次のステップに進めばいいんじゃない
と考えられるようになりました。

そしたらずいぶん楽になりました。

とはいえ、やっぱり今も大好きなアムステルダム。
無事住めることになれば良いなぁと思っています。